大手の不動産投資家の期待する投資利回り
財団法人日本不動産研究所が不動産投資家調査の結果公表しました。http://www.reinet.or.jp/
アンケート回収の内訳は、保険会社10社、不動産会社8社、金融(銀行、信託銀行、証券を含む)会社12社、資産運用(上場不動産投資信託を含む)会社18社、ゼネコン4社、総合商社2社、不動産投資顧問等その他11社。つまり、大手の不動産投資家は不動産投資をどう考えるかという調査です。
○不動産投資への期待利回りはどうか。想定対象モデルを丸の内・大手町地域に所在するトップクラスのオフィスビルとしています。期待する「キャップレート」(ここでのキャップレートは「(償却前・税引前・初年度・純営業収益)/不動産の市場価格」)
中央値 5.3% ・平均値 5.4% ・最頻値 5.0%
○築5年未満の建物と比較した場合、築年数によるキャップレートの格差。
築5年以上10年未満 0.4% ・築10年以上20年未満 0.8% ・築20年以上 1.5 %
○ワンフロアーの賃貸床面積が1,500㎡以上のビルと比較した場合、ワンフロアーの賃貸床規模による格差。
500㎡以上1,500㎡未満 0.1%・300㎡以上500㎡未満 0.5%・300㎡未満 1.0%
○地方都市における期待キャップレートと賃料予想。各都市の主要オフィス地区にあるトップクラスのオフィスビルへの投資を想定した場合、期待キャップレート。
札幌:駅前通り 8.0%・仙台:青葉通り 7.5%・名古屋:名駅地区 7.0%・大阪:御堂筋沿い 7.0%・神戸:三宮地区 7.5%・広島:紙屋町八丁堀 8.0%・福岡:天神地区 7.5%・秋田市、新潟市、宇都宮市、静岡市、など 8.5%
○ワンルームマンション。東急東横線沿線(東京)の城南地区で、最寄駅より徒歩10分に立地する総戸数50戸程度の物件1棟に投資する場合の期待キャップレートは、7.0%。
○高級賃貸マンション。東京都港区の「麻布・赤坂・青山」地区に立地する1戸あたり平均賃貸面積100㎡以上、総戸数20戸程度の物件1棟に投資する場合の期待キャップレートは、6.0%。


